人生100年といわれる時代。閉経が訪れ女性ホルモンを分泌しなくなってから、 寿命をまっとうするまで、30〜35年もの年月があります。年齢を重ねても、女は(染色体上)一生女。
自身のセクシャリティと向き合い、前向きに人生を生きていくことは、ハッピーな人生を築くことにつながります。

変化を受けとめながら、からだのQOLを保つケア・メンテナンス法、生殖期を終えた「性」とのつき合い方、「こころ」のととのえ方・考え方を、読みもの形式でやさしく紹介します。
婦人科外来の第一人者であり、女性の一生をトータルに支えてきた松峯寿美先生だからこそ語れる「生」と「性」。
著者が45年に渡りさまざまな患者さんに接する中で蓄積してきた、いきいきと生きていくための、診察室からのメッセージ。
排泄のQOLにも直結する、腟や外陰部のケアについても紹介しています。
女性の健康と魅力を保つための食事のこと、閉経後の幸せのために欠かせない腟まわりのこと、について植物療法士・森田敦子先生との2つの対談を収録しました。

年齢を重ねることが楽しくなる、楽しみになるヒントが詰まった1冊です。